鋼琴幻想協奏曲-"雪山"
作曲/楊陳德
隨著年歲漸增,作曲家楊陳德越來越感受到自己生長的這塊土地在心中的重要;2007年《望春風幻想曲》,是向作曲家鄧雨賢致敬和對舊時代台灣的連結。2009年的《淡水河1986》,是描述20歲的自己生活在淡水河畔的那幾年對人生深刻的記憶。2011年的《山櫻花》則是近年來隱居三芝鄉間小屋,對週遭景物及台灣原生種山櫻花的描繪。2018新作<雪山鋼琴幻想協奏曲>則是作曲家少年時攀登雪山的珍貴回憶.本曲以自由的幻想曲形式,由四個不間段的樂章連結而成.
本作品於2018.7月分別於台北與日本Shirakawa Hall音樂廳首演。
第一樂章:〈雪山傳奇〉 快版
來到雪山山腳下,聽著嚮導描繪雪山美麗的景致和敘述歷年來許多傳說的故事,令人悠然神往…..由管弦樂奏出磅礡的雪山序奏,接著由獨奏鋼琴彈出神秘的傳奇主題,之後並與管弦樂團在這個主題之下縱橫交錯.
第二樂章:〈雪山美景〉 如歌的慢板
描繪雪山優美景象,鋼琴與管弦樂和諧地奏出優雅美麗的旋律,彷彿一幕幕的大自然美景。之後主題在鋼琴燦爛的技法下輪流發展、變奏.
第三樂章:〈369山莊的清晨〉 行板
登上雪山山脈最高的休息小棧—369山莊並在此過夜,清晨醒來,走出小屋,屋外一片雲霧繚繞,寧靜的清晨,高聳的森林,好像來到夢幻的人間仙境….弦樂鋪陳的前奏,為寧靜的高山清晨拉開序幕,獨奏鋼琴緩緩地進入樂曲中,優美如歌的旋律,彷彿能聞到山中的芬多精,令人神清氣爽。
第四樂章:〈雪山主峰〉 快版
歷經數日艱辛.終於成功攀頂,登上3884m的雪山主峰,身處峰頂睥睨群山的剎那間,所有的辛勞都化為烏有了.....鋼琴彈出不斷上行的音群,帶領著管弦樂在崎嶇的山路上前進,接著出現第一樂章的雪山傳奇主題似乎暗示離峰頂越來越近了…之後在鋼琴與管弦樂的競合之下,樂曲仍然不斷地向上攀升,終於,登上高峰~雪山傳奇的主題最後又再次呈現,激昂的結束全曲.
曲目紹介 楊陳德/ピアノ幻想協奏曲《雪山への追憶》
歳を重ねれば重ねるほど、自分の生まれ土地の大切さを感じる。2007年に作った《望春風幻想曲》は作曲家鄧雨賢先生へのオマージュであり、昔の台湾との繋がりでもある。2009年の《淡水河1986》は20歳頃に淡水河畔に暮らしていた、あの忘れられない日々である。2011年の《山櫻花》は近年、三芝の家に隠居している間に見た周りの景色と台湾原生種の山桜に対する描写である。私はずっと台湾の山岳をテーマに曲を作りたかった。少し前、古い写真を整理していた時、不意に30年前まだ17歳の自分が雪山登山隊に参加していた頃の写真を見た。幻想協奏曲《雪山への追憶》を創作のきっかけは、登るまでの辛さを乗り越えてやっと高さ3884メートルの雪山の山頂に登った時の思い出が一瞬で溢れて来た。
第一楽章:〈雪山の伝奇〉 アレグロ
雪山の麓で、ガイドさんが語る雪山の絶景と数々の伝説に人々はつい聞き惚れてしまう。管弦楽が奏でる壮大な雪山序奏の次にピアノソロで神秘かつ伝説的な第一テーマを弾き出し、互いに交差する……雪山の絶景が次々と浮かぶような第二テーマはピアノと管弦楽が奏でる優雅で美しい旋律。中間の2つのテーマは豪華絢爛のピアノテクニックで次第に発展、変奏する。華麗なピアノ装飾奏(CADENZA)のあと、神秘な第一テーマは再び現れ、ピアノと管弦楽の交差の中で、第一楽章は終わる。
第二楽章:〈369山莊的清晨〉 歌のようなアダージョ
雪山山脈の一番高い休憩所369山荘で一泊を過ごす。早朝の小屋の外は雲と霧に包まれた。静かな朝、鬱蒼とした森、なんだか夢幻世界に入り込んだ感じがする……。前奏の弦楽は静かな山の早朝の幕を開け、ピアノソロはゆっくりと楽曲に入り、歌のような優美な旋律は木々の香りみたいに爽やかな気持ちにさせる。
第三楽章:〈雪山主峰〉 アレグロ
連日の辛さを耐えてきて、やっと山頂まで登った。標高3884メートルの雪山主峰に登り、山々を見下ろす瞬間、すべての辛さは吹き飛ばされた……。ピアノが弾き出すどんどん高まっていく音符はまるで険しい山道で管弦楽をリードするように。ここで第一楽章雪山の伝奇は繰り返し、山頂はすぐそこだと伝えている……。高まっていくピアノと管弦楽の競争の中、やっと山頂まで登れた。曲の最後に再び雪山の伝奇は奏でられ、激しい勢いの中、全曲を終わらせる。